先輩メッセージ

三桜には、皆さんが活躍できるさまざまなステージがあります。
その中で働く先輩社員の仕事の内容や将来の夢を紹介します。

グローバルで通用するビジネスを作り上げる

東 ジョン アメリカ出身
グローバルマーケティング部 欧・米顧客グループ グループ長(管理職)
2006年入社
 

私は1999年にJETプログラムに参加し来日しました。JETプログラムとは、外務省、文部科学省、総務省の協力のもと、外国の青年を日本に招き、日本の小中学校や高校で外国語を教える機会を提供する事業です。私は日系アメリカ人で、いつか日本で生活をしてみたいと思っていたのが参加の動機です。

来日してからは3年間中学校の外国語指導助手として従事し、その後は英会話教室で講師を務めました。

三桜に入社したのは2006年で、当時すでに三桜で働いていたアメリカ在住時の友人に誘われたのがきっかけです。ちょうどその頃子供ができ、将来を見据え長期的に働ける仕事に就きたかったことや、また自分の新たな可能性を試してみたいと思い、入社を決めました。

入社してからは主に欧米自動車メーカーへの営業活動とプロジェクトマネジメントに携わっています。三桜はグローバル企業ですが、私が入社した当時はまだ日系自動車メーカーとのやり取りが多く、欧米メーカーが求める基準に沿って社内の体制を変更する必要がありました。最初の数年はその体制づくりに奔走しましたが、徐々にそれが軌道に乗るようになり、今では複数の大手欧米自動車メーカーと取引ができるようになりました。今後もさらにグローバルで競争力を発揮できる体制を強化し、ビジネスを広げていきたいですね。

三桜の良いところは、まずはやはり人だと思います。自部門・他部門に関わらず協力的な人が多いので、何か問題が起きても「何とかなる!」と前向きな気持ちになれます。また、グローバル企業なので色々な国の人たちと仕事が出来るのも良いですね。私が所属するグループだけでも数ヵ国の社員がいます。様々な文化や価値観に接することができて良い刺激になりますし、飲み会ではそれぞれのお国柄が表れて面白いですよ。グループ内でのコミュニケーションは主に英語で行われるので、自分の英語力を活かしたり、さらに伸ばしたい人にも良い職場だと思います。世界のお客様とやり取りしグローバルに活躍してみたい人は、ぜひ三桜を就職先の候補として検討してみてください。

研究成果をフル活用

Umenyi Amarachukwu ナイジェリア出身
研究開発部 基礎技術研究Gr Superviser
2012年入社

私は2006年に文部科学省の国費外国人留学生として来日しました。それまではナイジェリアの情報通信企業で働いていたのですが、大学時代にロシアで学んだ電子情報工学をさらに深く研究したいという想いから、研究留学生としての訪日を決意しました。研究の場に日本を選んだのは、子供の頃から日本の技術力の高さや日本製品の品質の良さをよく知っていたからです。

来日してからは電子情報工学でシリコン系光材料及びそれを応用したフォトニック結晶デバイスに関する研究を行い、博士号を取得しました。その後一年半の非常勤研究員としての勤務を経て、三桜工業のインターンシップに参加しました。3か月間のインターンシップでは異常監視・異常通報システムに関する研究に取り組み、期間内に目標を達成することができました。当時はまだ日本語があまり得意ではなく、インターンシップ最後に実施した成果発表会ではうまく発表できませんでしたが、研究の中身を評価してもらえたことを嬉しく思い、またダイバーシティが根付いた職場環境にも魅力を感じ、入社を決意しました。

現在は研究開発部でデータベースシステムの開発に携わっています。汎用性と拡張性を持たせたコアとなる情報管理システムを設計し、情報の追加が容易になるよう工夫しました。ここに人財情報や異常監視情報、及びプロジェクトマネジメントに関わる情報などを追加し、システム適用範囲の拡大に向けて開発を続けています。この開発には私がこれまで行ってきた研究内容を十分に活用できますし、出来上がったシステムが誰かの役に立つことを想像するととてもやりがいを感じます。仕様の変更やバグの対応などで大変な時もありますが、上司が私を信頼して仕事を与えてくれることや、上司や同僚が頻繁に励ましてくれたりざっくばらんに相談できたりする部内の雰囲気に助けられています。休暇やフレックスタイムも利用しやすく、ワークとライフのバランスが取りやすいのも良い点です。

三桜では企業理念にあるように、「手づくり」や「自発性」が尊重されます。例えば私は、部内の社員から「英語力を向上させたい」という悩みの相談を受け、手作りの英語レッスンを企画して開催しました。レッスンでは座学よりも実戦でのコミュニケーションを重視し、間違えても良いのでまずは話してもらうための工夫をしたり、ビジネスで最初に必要な自己紹介を繰り返し練習してもらったりしました。約1年で90名がこの英語レッスンを受講し、受講した社員からは、「英会話に対して物怖じしなくなった」「出張の際にナショナルスタッフとのコミュニケーションがスムーズに出来るようになった」などの感想をいただくことができました。

三桜への入社を検討される方には、まず自分が何をしたいのかをよく考え、目標を立てることをお勧めします。その目標がモチベーションにつながり、最初は知識が無くてもモチベーションによって自発的に学んでいく力が発揮されるようになります。三桜工業には、自発的な学びをサポートする環境が整っています。

仕事も育児も楽しんで

劉 君紅 中国出身
グローバル開発本部 生産技術開発部 工機グループ Superviser
2005年入社

私が三桜に入社した理由は、大学院で機械工学を学んだことはもちろんですが、入社前にも三桜でアルバイトを経験しており、その時にお世話になった方々のやさしさや、居心地の良さが決め手となりました。

現在は生産技術開発部で、新しい生産設備を立上げる際の一連のプロジェクト進捗管理を担当しています。また設備の設計をしたり、関係する外部の企業との折衝を行うこともあります。納期が短く大変な時もあるのですが、一つのプロジェクトをやり遂げ設備を作り上げた時の充実感は格別です。モノづくりの醍醐味ですね。私は人とかかわることが好きなので、プロジェクトを通して他部門の人たちと交流できるのも楽しみの一つです。

今は小さい子供がいるので、一日6時間の時短勤務をしています。忙しいこともある職場ですが、時短勤務に合わせ会議の時間を調整していただいたり仕事を手伝っていただいたりと、上司の理解や仲間のサポートに恵まれ、業務をこなせています。社内に託児所があるのも助かりますね。三桜の稼働日に合わせて営業してくれますから、仕事の日に託児所がやっていない!ということがありません。

三桜はグローバル企業なので、外国籍社員の活用にも積極的です。社内報に外国籍社員による母国紹介が毎号掲載されたり、外国籍社員を集めた交流イベントが開催されたりします。母国を離れて働く者同士の交流は励みになりますし、そこでいろいろな国の文化や考えに触れると視野が広がります。またこうした交流で生まれた人脈によって、後々仕事がスムーズに進んだりもするんですよね。仕事をする上で国籍によるハンデは一切無く、誰でも実力次第でチャンスを掴むことができます。

生産技術や技術系の仕事に就きたい方は、まずはインターンシップなどを利用して実際の仕事を体験してみるのがお勧めです。そこでもし三桜を気に入ってもらえたら、ぜひ一緒に働きましょう!楽しみに待っています。

グローバル標準を目指して

福沢 光徳 日本出身
グローバル品質保証部
Sanoh Industrial (Dongguan)Co.,Ltd(三桜東莞) 出向 グループ長(管理職)
2004年入社

転職のきっかけは、当時勤めていた会社の環境が変わり、自分のビジョンを達成できるような仕事がしたいと考えたからです。開発部門でめっきの知識を活かせるところを探していたところ三桜に出会いました。転職活動中は専門知識に関わらず、「何でもやらなくちゃいけない」という気持ちでしたね。
採用後は表面処理グループに配属され、車両配管用の表面処理ということでめっきの開発だけでなく塗装や樹脂の被覆などを経験してきました。

現在はグループ長として、三桜表面処理技術のノウハウを知的財産とするべく文書化を進めています。まためっきをグローバル展開するためのマニュアルも作成しています。海外でのライン立ち上げ支援もあります。これまで中国、インド、タイで表面処理ラインを立上げてきました。出張期間は短いもので3日、長いもので3ヶ月といろいろあり、延べ2年くらいは海外に行っていますね。
海外では文化や言葉の壁が大きいです。例えばインドは英語が準公用語ですが実際に話せるのは一部の教育を受けた人たちだけです。現場のスタッフはその土地の言葉しか話せず、私が出張した土地はヒンディー語が公用語でした。現場ではヒンディー語の本を片手に一生懸命コミュニケーションをとりました。でもそうすることでヒンディー語を覚えることができるし、言葉を覚えるとインドの文化やインド人の考えなども理解することができます。海外ではそうやってコミュニケーションをとりながら、基本的な考え方を共有して仕事を進めていくことを心掛けています。

三桜の企業理念に「手づくり」、「チャレンジ」という項目があります。海外出張でより良い成果を上げるには現地に溶け込むというチャレンジが必要ですし、何をやるにしても初めての事が多く手づくりになります。これら指針となるようなキーワードが三桜の企業理念には書かれています。三桜に興味がある方は三桜の企業理念を読んでご自身の夢やビジョンと一致するかどうか、共に成長していくイメージを持てるのか、参考にしてほしいですね。

今後は三桜表面処理のグローバル標準化を目指します。どこの国の拠点で生産しても同じ品質をグローバルの顧客へ提供することです。技術や知識、管理・作業の統一はもちろんですが、整理や清掃など、感性や習慣にかかる部分をどの様に統一するかが一番難しいですね。まずはクリーンな表面処理ラインを作りあげることから取り組んでいます。

※インタビュー当時(2013/11)の内容です。

エンジニアとしての誇りを胸に

山﨑 伸司 日本出身
DIシステム事業部 技術部 開発グループ Project Leader(管理職)
2008年入社

転職のきっかけは、前職の会社環境が大きく変わり、私が目指すような仕事に取り組めなくなったことでした。そこで転職を決意し、開発のできる部品メーカーに絞って転職活動を行いました。他の会社の内定もありましたが、自動車部品メーカーであり、開発業務のできる三桜に決めました。

現在は新製品の開発に携わっています。新しい機能を持った、世の中にまだ存在しないものです。新製品の開発は長いと数年かかります。三桜で扱っている部品は人の生命に関わるものばかりです。自動車は10年以上、十何万キロも走って、その中で本当に安全か、という証明をしなければならない、その重みがあります。
仕事をしていて、「大変だ」とか「辛い」と思ったことはありません。わからないこと、新しいことの方がおもしろいですよね。「今に見てろよ!オレが作ってやる!」って思いながら仕事をしています。
エンジニアとして「世の中にないものを作る」ということほど、楽しいことはないですから。

転職して良かったなと思うことは、新しいスキルが身についたことです。同じ会社にずっといると能力が伸び悩む時があると思います。転職して新しい知識を得ることでエンジニアとしてのスキルがさらに高まったと感じています。
海外に出張すると感じるのですが、欧米の企業は全く新しいものを生み出す、「innovation」が得意ですよね。これはいろいろな視点や価値観を持った人々が一緒に働いているからだと思います。
ですから三桜にとっても新しい知識やスキルを持った人はとても大切なんです。
そして三桜ではエンジニアにチャンスを与えてくれます。今まで三桜で扱ったことがないような製品でも「やらせて下さい!」とアイデアを提案すれば認めてもらえます。そのスピードにも驚きました。
また自分の時間が持てるようになったのも良かったところです。前職では残業が非常に多くて、日付が変わってから帰宅することも多かったのですが、今は早く帰って趣味のランニングをする時間が持てます。

転職する前は「(自分の)今までのスキルって活かせるのかな」という不安がありましたが、そんな心配は不要でした。これまでのスキルを三桜に当てはめてみよう、と思ったときに新しい化学反応やアイデアが生まれるのだと思います。エンジニアとして、自分のスキルを活かしたい方は是非、三桜の門をたたいて下さい。楽しみに待っています。

世界一の設備開発を目指して

蘭 光平 中国出身
グローバル開発本部 生産技術開発部 G1設備開発室 Project Leader(管理職)
2007年入社

私は中国で大学を卒業した後、中国企業で8年間働いていました。働きながら修士号を取り、もっとたくさんのことを学びたいと思い、来日しました。
茨城大学で博士号を取得した後、三桜工業に入社しました。グローバル展開をしている自動車部品メーカーを探していたところ、目にとまったのが三桜でした。

外国人として三桜に入社して、デメリットを感じたことはありません。それよりもメリットの方が多いと感じています。三桜には中国の拠点が多く、中国関連の仕事を担当できるチャンスがたくさんあります。中国人として貢献できることもたくさんあります。
例えば、中国の現地法人と(日本の)三桜で仕事をしていると、お互いの考えがずれてくることがあります。そのような時は「日本側はこういう風に考えているよ」「中国側の意見はこうですよ」ということを互いに伝えて、同じ目標に向かって仕事ができるよう、調整役になれていると思います。

開発の仕事をしていて大変なのは、アイデアが煮詰まってきたときです。そんな時は資料をたくさん見たり、いろんな人に相談して乗り越えています。
私は失敗したもの、うまくいかないものもあえて人に見せたり、相談したりするようにしています。自分では「どうしようもない」と思っている失敗でも、違う視点で見れば簡単に解決できることもあるからです。ですから失敗してもあきらめずに、いろんな人の意見を聞きながら改善を行っています。

今まで中国とドイツに出張しましたが、海外に出ると視野が広がりますし、良い刺激になります。ドイツでは加工設備の展示会に行きましたが、とても参考になりました。これからは自社向けの設備だけではなく、他社にも提供できるような設備も考えなければいけません。そういうことを考えていく中で、他社の設備の構造やデザイン、レイアウトを知ることは大切な経験になりました。

三桜には自分でアイデアをどんどん出せば取り組めるチャンスがあります。自分で手をあげれば海外に行くチャンスもあります。そこで学んだことは次に活かすことができますから、とても楽しいですし、やりがいもあります。
これからは「世界一の設備」を目標にして、三桜に貢献できるような設備をどんどん作っていきたいと思います。

チャンスをつかむ

田中 宏幸 日本出身
グローバル製造本部 ブレージング事業部 技術品管課
2005年入社

高校を卒業して三桜に入社し、8年が経ちました。2012年には1ヵ月間のタイ出張も経験しました。高卒、大卒に関係なく意志を強く持てばチャンスはあると感じています。自分の意識ひとつで活躍の場をたくさん見つけることができると感じています。

現在はブレージング事業部技術品管課で働いています。製造ラインでものをつくる、という仕事ではなく、新しい製造部品の生産体制の立上げに携わっています。新しい製品を受注した時は、設計開発部や生産技術開発部と製品や設備の仕様を決めていきます。そして試作品を作り、量産を開始できるように体制を整えていきます。
現在は海外での立上げが増え、日本での立上げ件数は減っています。その分日本では難易度の高い立上げが増えてきました。工程設計など難しいこともたくさんありますが、社内での人脈も広がったので、たくさんの人たちにアドバイスをもらいながら仕事を進めることができています。
それまで三桜で扱ったことのない新規品の立上げは本当に大変ですが、完成したときの喜びは大きいです。

2011年の秋にタイで洪水が発生しその数ヵ月後にタイに出張しました。工場はほとんど復旧していましたが、生産体制が洪水前の状態に戻っているかどうかのチェックに行きました。
海外旅行すら行ったことがなくて「本当に大丈夫なのか?」と思ってました。タイに行ってすぐの頃は私が現場を歩いていると、現地の社員が「あいつ誰だ?」というような目で見ていました。
不安もありましたが、作っている製品は日本と同じですし、これまでの経験を活かして技術的なアドバイスをすることができました。
そういう時には通訳さんを呼んで「ここはこうした方がいいよ」と伝えてもらっていました。後から通訳さんに「(現場の社員が)『あの日本人の言うとおりにしたらうまくいった。なかなかやるな!』って言ってたよ」と聞いた時は嬉しかったですね。

三桜に入社して成長したと感じるのは「わからないことは聞く」ということが自然にできるようになったことです。高校生向けの説明会に出ることもありますが、知らないことや分からないことは恥ずかしいことではないと思っています。ですから説明会ではどんなことでも質問してほしいですね。質問されるとこちらも嬉しいです。
僕も入社する前は製品のことも車のことも全く知識がありませんでした。でもわからないことを聞き続けていればどんどん知識も積み重なっていって成長することができます。
これからは知識や経験も豊富で、常に目配り気配りできるような先輩社員を目指したいです。

たくさんの人が支えてくれた、わたしの「夢」

松尾 智代 日本出身
グローバル営業本部
Geiger Automotive GmbH(Geiger)出向
2011年入社

私が就職活動を始めたのは入社前年の2010年9月です。2009年から1年間ドイツに留学しており、帰国してから就職活動を始めました。普通なら内定式に参加する時期ですから、ずいぶん遅いスタートでした。しかし当時から「ドイツに赴任したい」という夢がありましたので、ドイツや欧州に拠点を持っている会社を探して数十社にエントリーしました。
三桜は当時ドイツに拠点はありませんでしたが、欧州にいくつか拠点を持っていたこと、またドイツには完成車メーカーがあり、「いずれは拠点ができるかも…」という期待を持って応募しました。

ドイツで働くことは夢でしたが、「日本企業のシステムをきちんと学びたい」「日本で社会人として経験を積み、そのあと海外で仕事をしたい」と考えていたので、日本で就職することを選びました。
入社後は周囲の方に将来についてアピールし、ドイツのお客様との打ち合わせや会食に参加しながら「いつかはドイツに行きたいんです」と言い続けていました。

そうやってアピールし続けたことが実ったのか、2013年9月から2ヶ月程ドイツに出張することができました。意気揚々とドイツに向かいましたが、会議の場でうまくドイツ語が通じなかったり、不足している知識があったりと落ち込んでしまうこともありました。
しかし「やっとスタートラインに立てたんだ」という喜びもあり、ドイツに行ったことで、営業だけでなく、会計や基本的な会社経営の知識など、たくさんの学ぶべきことに気づくことができました。
そういった意味で、今回のドイツ出張の収穫は大きかったです。

もうひとつ嬉しかったのは、出張前にたくさんの方から励ましのメールを頂いたことです。他部門の方や、同期、先輩など本当にいろいろな人が私の夢を応援してくれているんだな、と感動しました。

三桜の良いところは、人情にあふれているところだと思います。周囲の人たちと理解し、協力し合いながら自分を高めることができる、ということです。入社して「仕事というつながりがなくなっても、付き合い続けたい」と思うような人にたくさん出会いました。私もそんな方々からの応援に負けないよう、どんどん自分を磨いていきたいと思っています。

※インタビュー当時は日本に勤務していましたが、夢が叶い、現在は当社拠点のGeiger Automotive GmbH(ドイツ)で活躍中です。

日本で夢を叶えるために

Bergere Jonathan フランス出身
グローバル開発本部 設計開発部 車輌製品グループ
2012年入社

私は2007年に交換留学生として来日しました。フランスの大学で日本について勉強をしており、特に日本の経済について興味があったからです。その後日本で修士課程に進学しました。
来日した頃は漠然と「日本で就職できたらいいな」とは思っていました。しかし正直な気持ちは「できたらいいけど、無理なんだろうな」という考えの方が強かったです。
しかし日本で生活し、たくさんのことを学ぶ中で少しずつ自信もついてきました。
大学院では日本の自動車メーカーの経営方法について勉強し、自動車業界に就職したいという思いが強くなりました。そんな中合同説明会で三桜に出会い、就職を決めました。

今は設計開発部で海外メーカーの規格に関する評価業務を行っています。大学・大学院は文系だったんですが、フランスで技術短期大学を卒業しており、その時の知識が役立っています。
私のモットーは「現場を知る」ということですから、今の仕事はとても楽しいです。
また三桜工業はVarietyな環境です。新入社員研修のときは私の他にロシア人とナイジェリア人がおり、日本人の新入社員も合わせてとても有意義な時間を過ごすことができました。
Varietyというのは外国籍の社員が多いということだけではありません。日本人でも海外出向経験や留学経験がある人がたくさんいます。私の上司もそのひとりです。上司はとてもオープンな人でコミュニケーションもよく取れています。他の部の人と一緒に食事に行ったり、パーティーをしたりすることもあります。上司・同僚に関わらずコミュニケーションがよくとれる、というのは特に欧米人によっては大切な要素だと感じています。

留学生の皆さんが就職活動をするときは「自分のVisionと一致している所を選ぶ」ということを大切にしてほしいですね。「有名だから」とか「大企業だから」とかそんなことではなくて、長期的な視点で自分の考えと一致しているのか、ということを大切にして欲しいです。日本に長くいると、来日当時の初心を忘れがちになってしまいます。「何のために日本に来たのか、何をしたいのか」という気持ちをもう一度ふりかえると良いと思います。

三桜は巨大組織ではないので、まだまだ発展の可能性がたくさんあります。その分私が貢献できるチャンスもたくさんあると感じています。
10年後にはグローバルな橋渡し役になっていたいと思います。世界のどんな国でもどんなメーカーでもサプライヤーでも一緒に仕事を進められるように技術スキルを高めていきたいです。

アイデアを活かす

田口 幸男 日本出身
グローバルものづくり改革室 樹脂事業グループ Superviser
1986年入社

震災後のボランティア活動に参加したことが、「土嚢袋自立シート」(実用新案登録第310771号)を作るきっかけでした。

土嚢袋自立シート
写真中央の黄色い筒が土嚢袋自立シート

2011年5月下旬に三桜で行ったボランティア活動に参加し、岩手県に行きました。現地でがれき撤去作業を行う中で、「2人作業(土嚢袋の口を持つ人とがれきを入れる人)は効率が悪いなあ」と感じていました。
土嚢袋を自立させるような道具はすでにあったようですが、かさばったり、構造が複雑で掃除がしにくかったり、現地で使うにはいろいろと問題がありました。
当時仕事で「トヨタ生産方式」にふれる機会が多く、「全体最適」の考え方で良いものができないかと試行錯誤を繰り返しました。
作業のしやすさはもちろんですが、車に積んでもかさばらない、汚れてもすぐ洗える、固いがれきにも耐えられるというように、どんな場面でも使いやすい「利便性」と「耐久性」を重要視しました。
さらに現地で試作品を使用した社員の意見を取り入れ、「入れる量の目印をつける」「丸めやすいように持ち手の穴をあける」などの工夫をほどこして、完成品ができあがりました。
たくさんの方から「作業しやすい」という意見を頂き、作った甲斐があったと感じています。

土嚢袋自立シートを作る過程ではたくさんの方からご意見を頂きました。仕事においても人とのつながりというのは大切だと感じています。
2011年秋に起こった洪水後にタイに出張しましたが、現地の社員も日本からの出張者も一致団結して仕事に取り組み、素早い復興を成し遂げることができました。
会社においては「チームワーク」というものが大切だ、ということがよくわかりました。

これから社会に出ようという皆さんは漠然とでも良いので目的を持って欲しいな、と思います。
「この会社に入って自分が何をやりたいのか」ということを考えて、周りに流されないようにしてほしいです。
入社してから大切なのは「学んで実力をつける」「チャンスをつかむ」ことだと思っています。
土嚢袋自立シートのように、学んだことはいろいろなことに役立てることができます。
そうやって毎日知識を積み重ねて、これからも仕事に取り組んでいきたいと思っています。