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【データセンター事業】マニホールド技術のご紹介
2025.10.22
三桜工業(以下、当社)は、データセンター(以下、DC)向け水冷システムの部品の製造において、様々な技術や工法を研究・開発し、お客様の課題の解決に資する製品を提供しております。
本記事では、中核部品である「マニホールド(分岐配管)」の製造方法の中でも、摩擦熱を利用したねじ加工をご紹介いたします。この工法により、部品削減・軽量化・コスト低減を実現します。
本工法の仕組み
本工法は、高速回転による摩擦熱で金属を局所的に軟化させながら貫通穴を形成し、その穴の内壁を厚みのある「スリーブ状」に成形する技術です。この部分に直接ねじ加工を行うことで、高強度かつ長寿命のねじ接合を実現します。従来はマニホールドに対して溶接をすることにより、接続部を形成していましたが、本技術ではその工程が不要となり、構造をシンプルにすることができます。
新工法の特長と効果
部品点数削減・・・溶接部品が不要になり、調達・在庫管理の効率化を実現。
軽量化・・・管そのものにねじ加工ができるため、全体の質量を低減。
高強度・・・成形されたスリーブ状のねじ部分が従来よりも高い接合強度を確保。
コスト抑制・・・溶接工程を省略し、生産効率を向上。競争力あるコストを実現。
画像:本工法によって加工された当社製マニホールド
今後の展開
当社では、この新工法によるマニホールドを水冷式サーバー市場の戦略製品として位置づけ、さらには、シャットオフコネクタ、ボールバルブ継手、樹脂チューブなどの自社製品と組み合わせて冷却モジュール・ソリューションとして提供していきます。これにより、サーバーメーカーやDC事業者は設計・調達の負担を軽減し、より効率的で信頼性の高い水冷システムを構築できます。当社はこれらの技術を通じて、水冷市場におけるリーディングカンパニーを目指します。
当社のDC事業について
当社は中期経営方針のもと、サーマル・ソリューション事業の拡大を重要戦略として掲げています。今後も革新的な製造技術と冷却ソリューションを通じて、お客様のニーズに応える高付加価値製品を提供してまいります。
お問い合わせ
三桜工業株式会社
新事業開発本部 冷却システム事業推進部
DC事業専用ウェブサイト:https://thermal-solution.sanoh.com/