ESGへの取組み

社会貢献

Home > ESGへの取組み > 社会貢献

災害支援

「土嚢袋自立シート」作成方法の公開

当社は、実用新案「可撓性袋の開口自立保持具(登録第 3170771号)」として登録していた「土嚢袋自立シート」(以下、自立シート)を広くご利用いただくため、権利を放棄いたしました。
自立シートは、当社社員が東日本大震災の支援活動を行っている中で考案したもので、土砂を土嚢袋に詰める際に、袋の口が開いたままの状態で自立させることができる作業補助具です。
被災地域の自治体などからのご要望を受け、当社がこれまでに被災地にお届けした自立シートの総数は1,350枚となりました。自立シートの使用により、体への負担が軽減し作業がはかどるなどの声が広がり、自然災害からの復興に向けて多くの方にご利用いただいております。
今後は、皆様に自立シートをご自由に製作していただくことで復興支援活動の一助となることを願い、実用新案権の放棄をお知らせするともに作成方法を公開いたします。
土嚢袋自立シート作成方法へ(日)
土嚢袋自立シート作成方法へ(英)

災害支援活動(2016年10月)

当社は、災害で被害を受けた地域に対して継続的な支援活動に取り組んでいます。
当社社員が東日本大震災の支援活動の中で考案した土嚢袋自立シートは、現在、多くの地域で利用されています。震災から5年半、岩手県山田町をはじめ、地震や台風で被害を受けた広島県安佐南区、茨城県常総市、熊本県益城町などに、社内で制作した土嚢袋自立シートを届ける活動を続けてきました。
今では、各地で活動するボランティアの間で三桜の土嚢袋自立シートが役に立つとの情報が広がり、各地のボランティア団体などから多くの送付依頼を受けています。
各地から届く、作業がはかどる、体への負担が減少したなどのうれしい声を励みに、当社は今後もこの活動を継続してまいります。


災害復興ボランティア活動(2015年10月)

当社では、社員のボランティア活動を支援しています。
2015年9月の豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市の被災者に対して、社員から自発的に復興支援を希望する声が上がり、ボランティア活動を開始しました。9月24日より毎日、有志社員が古河事業所(茨城県)から常総市に向かい、浸水被害で出たゴミの撤去や、集積所への搬入を中心に作業を行っています。
ボランティア活動に参加した社員は、社内ウェブサイトを利用して、危険事項や負担軽減のためのペース配分、こんなものがあれば作業がはかどる等の現場の声を共有して、支援活動の改善に努めています。校舎の復旧に協力した高校の授業再開など、喜んでくださる現地の皆様の声が活動する社員の励みになっています。

東日本大震災に対する義援金寄付とボランティア活動

2011年に発生した東日本大震災においては、義援金1億1,000万円および支援物資を寄付するとともに、社内に災害支援チームを発足させ、震災発生後から7ヶ月間、のべ240名が現地でのボランティア活動に参加しました。
現地では、がれき撤去作業時に土嚢袋を自立させる「土嚢袋自立シート」を当社社員が考案し(実用新案登録済み)、撤去作業の効率化に貢献しました。このシートはその後も当社各事業所に配備し災害に備えるとともに、地方自治体やボランティア団体に継続して寄付しており、伊豆大島・広島の土砂災害などでシートを利用した方からは「作業がはかどる」と大変喜ばれています。

地域交流



地域の小・中学校にパーティションと蛇口レバーを寄贈

2021年8月、古河事業所(茨城県古河市)近隣の小・中学校に飛散防止パーティションと水道蛇口レバーを寄贈しました。パーティションのフレームは鉄チューブの曲げ加工技術を、パーティションの足と蛇口レバーは樹脂の加工技術を用いて製作しました。パーティションは主に、理科室などのグループワークが必要な教室に設置されています。

マラソン運営ボランティアに参加

茨城県古河市にて開催される「サンスポ古河はなももマラソン」に、2015年より当社社員が運営ボランティアとして参加しており、毎年2ヵ所の給水所の運営を任されています。 

イングリッシュキャンプにボランティア参加

2019年7月31日(水)~8月2日(金)の3日間、茨城県古河市教育委員会主催のイングリッシュキャンプが開催され、当社社員が、児童とALT(Assistant Language Teacher)とのコミュニケーションをサポートするスタッフとして参加しました。
本イングリッシュキャンプは、「生きた英語」による体験活動を通して、児童のコミュニケーション能力や国際感覚を養うことを目的に実施されています。
キャンプには、小学校3年生から6年生までの児童約150名が参加し、ゲームやクイズなどのプログラムを通して、学校での授業とは違う環境での学習を好奇心いっぱいの様子で楽しんでいました。

サッカー大会の開催

地域の子供たちにサッカーを通じて様々な国の人々とのふれあいを体験してもらうことを目的に、当社社員の有志によるサッカー大会企画「Sanoh Football Cup」を定期的に開催しています。
大会では、少年団同士の試合や三桜チームとの交流試合、サッカー教室を実施し、地域のサッカー少年団の子供たちと、十数か国の外国籍社員を含む当社社員が交流を深めています。子供たちからは「たくさんの国を覚えることができた」「三桜で働きたい」との声があがり、社員からは「子供たちからパワーをもらった」「新鮮な気持ちになれた」などの感想が寄せられています。

環境保全

「渡良瀬遊水地クリーン作戦」に参加

渡良瀬遊水地クリーン作戦(利根川上流河川利用者協議会主催)は、ラムサール条約湿地に登録された渡良瀬遊水地周辺の6自治体を拠点に清掃活動を行うもので、毎年定期的に開催されています。
当社グループからは初年度の2001年から継続して参加しており、2019年度時点で延べ3,700名を超える社員とその家族が、清掃ボランティアとして参加しています。

「古河花火大会後の清掃活動」に参加

関東最大級のスケールを誇る古河花火大会は、毎年多くの観客で賑わいます。
その翌日早朝から行われる清掃活動に、当社グループから多くの社員とその家族がボランティアとして継続的に参加しています。

交通安全

親子交通安全教室の開催

古河事業所(茨城県)において、地域の子供達を交通事故から守ることを目的とした「古河地区 親子交通安全教室」を開催しています。
2014年9月に行われた第一回では、古河市内の小学生親子42組(大人56名、子供68名)が交通ルールについて学び、子供に多い「飛び出し/急ブレーキ」「自転車の巻き込み」事故の実演、「車の死角体験」を通してその危険性を理解し、交通事故を防ぐためにできることを一緒に考えました。参加した保護者から「自動車の死角があんなにあることに驚いた」「飛び出しの怖さが子供に伝わった」「シートベルトの重要性を改めて理解した」などの感想が寄せられました。子供たちは、日頃近くで見る機会が少ないパトカーや消防車、救急車の展示や古河商工会議所キャラクター「ゆきとのくん」の登場に大喜びで、楽しみながら交通安全について学んでいる様子でした。古河市長より、当社の地域の交通安全教育への取り組みは「交通事故の不幸を生まない、生ませないための礎になるものであり感謝する」とのお言葉をいただきました。