グローバル三桜グループは、自動車の“走る・曲がる・止まる”の根幹を担う重要保安部品やサーマルソリューションなどの製品を提供し続けています。発展し続ける技術や変動する市場動向に対して、これまで培ってきた技術と柔軟な開発力をもって、自動車に限らず新製品や技術サービスを提供してまいります。

1960年代から製造している二重巻鋼管（ダブルウォールチューブ）を使用したブレーキ配管から始まり、一重巻鋼管（シングルウォールチューブ）や樹脂チューブを使用した燃料用などの配管や、その周辺部品をグローバルな拠点にて製造・販売しております。
また、配管製品で培った加工技術を活かし、安全に関わるシートベルト関連製品も手掛けております。
製造している多くのものが、人命に関わるため厳しい品質が求められる重要保安部品です。

当社は数十年に渡って、自動車用の熱交換器、冷媒配管を開発・販売・生産してきました。自動車の電動化に伴い、モーターやバッテリー、インバーターやPCUの市場が拡大します。これらの電気自動車コンポーネントは、どれも高性能な冷却機能を必要とします。また、今後さらに市場が拡大すると見込まれるデータセンターや通信機器にも、最適な冷却効果が求められます。当社は配管から熱交換器まで一貫して最適設計・生産できる強みを活かし、放熱、熱回収、熱の有効利用に至るまでのサーマル・ソリューション事業の拡大を推し進めています。